「人に迷惑をかけたくない」それが自分を苦しめていた

「大丈夫です」

これ、僕の口癖でした。

本当は全然大丈夫じゃないのに、
誰かにそう聞かれると、反射的にそう答えていた。

人に頼るのが苦手でした。

迷惑をかけるのが、怖かったからです。

小さい頃からそうだった

誰かに頼むより、
自分でやったほうが早い。

弱いところを見せるのは恥ずかしい。

困っていても、
「大丈夫」と言ってしまう。

それが当たり前になっていました。

でも、パニック障害になって初めて気づいたんです。

自分はずっと、
一人で頑張りすぎていたことに。

電車で倒れそうになった日

満員電車の中。

急に息が苦しくなりました。

心臓が速くなる。
視界が少し狭くなる。

「あ、やばい」

でもそのとき頭に浮かんだのは、

「迷惑かけたらどうしよう」

でした。

倒れるかもしれない恐怖より、
人に迷惑をかけることの方が怖かった。

だから、必死に耐えました。

でも限界は来る

途中の駅で降りました。

ホームでしゃがみ込んでしまった。

そのとき、
近くにいた人が声をかけてくれました。

「大丈夫ですか?」

僕はいつものように言いました。

「大丈夫です」

でもその人は、少し心配そうに立ってくれていました。

そのとき気づいたこと

もしかして、

人って
思っているより優しいのかもしれない。

僕はずっと、

「迷惑をかけたら嫌われる」
と思っていました。

でも、

助けてくれる人もいる。

それを体験したとき、
少しだけ肩の力が抜けました。

頼ることは、弱さじゃない

今でも人に頼るのは得意じゃありません。

でも、前よりは少しだけ言えるようになりました。

「ちょっと休ませてください」

「少し具合が悪いです」

それだけで、
世界の見え方が変わりました。

パニック障害が教えてくれたこと

パニック障害はつらかった。

正直、二度となりたくない。

でも一つだけ、
気づかせてくれたことがあります。

それは、

人は一人で全部抱えなくていい

ということ。

あなたに聞きたい

あなたは今、

「人に迷惑をかけたくない」

そう思って、
一人で耐えていませんか?

もしそうなら、

ほんの少しだけでいい。

誰かに頼ってみてもいいと思いますか?

もしかしたら、
思っているより世界は優しいかもしれません。

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